オロロンライン
ゴールまでの一本道
2019.9/8(日)【33日目】
今日はオロロンラインを走り抜ける。
オロロンラインとは北海道の小樽から稚内まで、日本海沿いにひたすら長く続く道だ。
北海道らしい景色を満喫できるということで、車やバイク、自転車で訪れる観光客に人気のドライブコースでもある。
天気は快晴。
日本海を眺めながらオロロンラインの絶景を堪能した。
ゴールの稚内へと続く一本道だ。
羊雲がきれいだった。
海と空が同化したかのように一面の青色。
絶景だった。
記念碑があったので一枚。
北海道名物ガラナを飲みながら休憩。
オロロンラインはアップダウンが多く、信号も少ないのでひたすら走りっぱなしだ。
しかもこの日は北海道で稀にみる猛暑。9月だというのに30℃を超えていた。
適度に休憩を入れながら進んでいった。
田舎でよくみるバウムクーヘンみたいなやつも発見。
今日は日曜日だということもあり、多くのライダーとすれ違った。
その度に👍ポーズをくれた。
すかさず自分も返す。
たったこれだけのことが励みになる。不思議なものだ。
途中、おばあちゃんが緑茶を差し入れでくれた。
「かわいいからあげる♡」とのこと。
この旅ではなぜか年寄りにモテる。
炎天下のなか、途中熱中症になりかけたがなんとか走り抜いた。
そして、無事目的地の天塩市へと到着!
今日の宿はこちら。
天塩の鏡沼海浜公園キャンプ場という場所の一泊200円のライダーハウスだ。
畳だけで布団がないがまあ大丈夫だろう。
あと一日の辛抱だ。身体が痛くなろうが寝れればそれで十分。
その後は近くの温泉にゆっくりと浸かって疲れを癒した。
夜ごはんはセーコーマートでカツ丼。
中学生以来かもしれない。懐かしい味だ。
キャンプ場ということもあり明かりは少ない。
ゆっくりと落ちていく日の入りを眺めながら夜を過ごした。
この旅も残すところあと一日。
ゴールしたらどんな感情が湧いてくるのだろう。あとほんの少しだけがんばっていきたい。